呼吸を 分け合ううちに 眩暈を覚えた この世界で
約束した未来 壊れない そう信じられた 幸せの記憶
離れそうになる度に 繋がるそれは命綱のように強くて
ただこの手をすり抜けて 舞い昇ってく風船みたいだ 空に溶けてく
はらはらと 朽ちるまで 咲き乱れ
引き止める残響を 風よ連れ去って
孤独の香り 祝福してる そうさ迷わない
いま錆び付いた時を 解いて
築いた 帰る場所に 不変を求めた いつかの夢
失うものなど 無いだろう 次の何かを 得るための衝動
手放せなかったはずの 鎖が千切れた結末 虚しくて
ただ去りゆく人の背を 見送らずに歩き出すんだ だけど刹那
ひらひらと 立ち込める 面影が
拭えない焦燥を 夜に断ち切って
野生の息吹 響く鳴き声
辿り損ねた愛をもう悔やまないで
駆け出して
花びら 燦々と 包まれて 目を閉じた 夢から醒めますように
声が響いてる 愛しい 誰かの声が響いてる
はらはらと 朽ちるまで 咲き乱れ
引き留める残響を 風よ連れ去って
孤独の香り 祝福してる いいよ迷わない
胸が奮い立つように
ひらひらと 舞い踊れ 褪せるまで
拭えない焦燥を 夜に断ち切って
永遠の淵 覗いてみよう
辿り損ねた愛をもう悔やまないで 笑って