細い影が窓辺を照らす 鉛色の夜明け
膝を抱えうつむいている
遠い とにかく遠い とにかく
無感覚に光を受けて 乾いた目は冴える
顔を上げて明暗を知る
痛む 心が痛む 心が
軽薄な朝にあるだけの この虚しさを捧ぐ
凍えそうな胸が 散らばる心が どうしようもなくて
逃げたいだけ
瞳伏せて耳を澄ませば 辿り着くわ まもなく
それでもまだ心が痛む 心が
軽薄な朝にあるだけの この虚しさを捧ぐ
凍えそうな胸が 散らばる心が どうしようもなくて
まだ心が
凍えそうな胸が 散らばる心が どうしようもなくて
逃げたいだけ 知らないどこかへ どこかへ