奇形にゆがんだ心が笑う
「踊りましょう」と彼女
あなたを誘う
すました顔して 手を差し伸べても
僕にはヘテロな血が流れていない
異常にひずんだ心が叫ぶ
頭の中で増殖する虫
彼女あなたを
愛する振りをしていても
自分をまやかす手段にしかすぎない
仮面の奥の本当の自分を
殺したくない
力強く厚い胸の中で
安らぎ感じたいのさ僕は
狂った愛の歌をかもし出す
終わらぬ僕の夢物語
彼女あなたは微笑む
僕を見つめて
子宮の奥から 舐めるまわるように
乱れ散った 真っ赤なバラの中
僕は感じる
欲しい物は 激しく喘いでいる
彼女あなたじゃない
仮面の奥の本当の自分を
殺したくない
力強く厚い胸の中で
安らぎ感じたいのさ僕は