真っ赤な海を泳ぐワタシは
華やかで残酷な
ステージに立つ道化
真っ赤な唇 笑うワタシは
暗闇テントに涙隠す
何処にでもいる名も無き花が
薫り立つ薔薇に恋をした
禁断の果実に手を伸ばして
後悔と羨みが消えない
感情を殺せば楽になれると
今日もまた一人おどけてみせる
真っ赤な彼女の頬に触れたい
わがままで傲慢で
欲張りだったワタシ
真っ赤な高嶺の一輪グラスに
刺まで愛しい毒のリキュール
何処にでもいる名も無き花は
お眼鏡に適わず摘み取られ
張り付けた笑顔で歓声浴び
何も知らない彼女に笑われる
無重力と魔法を筋書き立て
明日もまた彼女を待っているだけ
狂った様に回したオルゴール
涙のカケラが鳴ってるわ
禁断の果実に手を伸ばして
後悔と羨みが消えない
感情を殺せば楽になれると
今日もまた一人おどけたフリ
ホントならば...
愛してるわ 身体を毒が酔わす
もっと見て スポットで焦がして
その瞳 住み着いてもいいのなら
縫い付けた心も悪くはないわ