避けては通れない道の上
オマエはいつも乾いてたな
心が焦げる匂いを憶えている
一番自分を信じた者が
栄光の階段昇れるとつぶやいた
暗い廊下で微笑んでいる
英雄(ヒーロー)達は写真の中
誰にも言えぬ孤独と向き合って来た
奮えるコブシに□づけして
宙に舞う残像(シャドー)
残しては控え室を静かに後にした
Oh 二度とは無い oh 俺達の夏
激しい打ち合いの中で見た
オマエの悲しみに
Oh 二度とは無い oh 一瞬の夏
何度も倒れては立ち上がる
命の輝きにgood luck
右手に許しを左手に裁きを
もつれた足下
そこには自分が眠っている
Oh 逃げ場の無い oh リングの中で
出口を求めては叫んでた
いつでも泣いていた
Oh 走れ走れ oh 誰も独りだ
「どれだけ生きたかに価値はなく
どう生きたか」なんだと
Oh 二度とは無い oh 俺達の夏
勝負の世界で優しすぎた
オマエの苦しみに
Oh 人気のない oh 路地裏の隅
「この次生まれて来た時には
人など殴りたくない」と
苦笑(わら)った