風が 光に満ちた 空の彼方から
まるで生命を運んで きたように
心 眠りかけた 俺の 頬を叩く
夢を見るなら その目を 開けと
胸に吸い込めば 溢れて
声になるよ
また歩きだす 昨日より強く
道は続く 闇さえ貫いて
初めて出会える 明日へと
いつの日にか
振り向く俺の眼に
映る長い道の何処かを
今日も歩いている
雲が 誰にも知られず
旅を続ける
そんな空見上げ
溜息つく日もあるけど
独りで寂しくなったら
覚えておくさ
いつか出会う
誰かの意味もわかるから
抱きしめるのさその時は
まるで二人 出会うことが
わかってたみたいに
道は続く 涙の跡さえも
想い出に変わる明日へと
聞こえるのさ
またあの風の声が
歩き続ける事が俺の
生きてる全てだと