あと一度だけ奇跡は起こるだろう
優しい声で描く歪んだ未来
もう誰も泣かない世界の為に
紅く汚された空の 何処にも届かず消える叫びと祈り
慰めは捨てて行ける
奇麗な月の光が
始まりへと沈み行く その彼方へ
閉ざされてく瞳で
まだ遠くへ 手を伸ばす
君の嘆きを信じて
本当は誰が救われたくて
迷う心が空に穴を穿つ
君を選んで たった二人の歓びを探せたなら
どんな冷たい焔に身を焼かれても
微笑みの近く
のたうつ夢 命の意味
怯えてるこの世界を 澄んだ水の中へ還したい
哀しみだけ消せはしない そんな人の心の理さえ
この手で切り裂いて down to zero, we go
奇麗な月の光は
ただ静かに 始まりへ朽ちて行くよ
閉ざされた憧れは
まだ遠くへ 闇の中
君と生きた 日々の全て 優しい歌