木漏れ日の下くちずさむ
覚えたてのメロディ
とぎれるたびにそっと
寄り添うようにあなたの声
新しい季節の出会いは
なぜだか懐かしくて
増えてく気がしてる
かけがえのないうた
風に吹かれて輝くページ
どんな景色を描いてゆこう
ひかりの中でふくらむ蕾
空を見上げていた
陽射しと遊ぶ水飛沫
ベンチまであとすこし
あてどもなく話そう
僕とあなたのこと
好きな言葉で埋めてくページ
それは予想もできない色で
肩を並べてほころぶ蕾
明日を夢みていた
風に吹かれて輝くページ
めくれていつか忘れないように
栞代わりにはじまりのうた
ずっとくちずさもう
優しく揺れる僕らの日々に
どんな景色を描いてゆこう
ひかりの中で色づく蕾
空を見上げていた
ひかり浴びて 空を見上げていた