冷たい雨に打たれていた
冷たい微笑みを見た
今宵朧げに浮かんだ
月は君を映した
散りばめられた
波間の光達
確かな居場所
温もり冷めていった
涙さえも優しく
感じる夜があった
別々の道を歩いた
何度も振り返った
どこか無いものねだりだった
月はそっと浮かんだ
ぽっかり空いた
離れ離れの空
確かな言葉
想いを伝えたかった
冷たい雨も優しく
感じる夜があった
吐息と (吐息と)
ねえ 切なさを (ねえ 切なさを)
君の温もり
途切れそうになっても
君が残した
声は離しやしない
冷たい雨に打たれていた