月光 閃光 逆光
月光 閃光 逆光
消えるための 砂時計
何年と過ごした 奈落に
相応しくない 色を見た
ただ 目を開いただけだ
貴方を 想ってみたんだ
月光 閃光 逆光
ずっと僕は 独りで笑う練習を続けていた
月光 閃光 逆光
そんな僕を 嘲笑う世界が 嫌いだった
月光 閃光 逆光
こんな僕を照らしたって 醜い跡ばかりだ
月光 閃光 逆光
どうして 悔しい
有り余る フィナーレ
僕は 誰に捧ぐ 花
おわりにゆこう はじめにゆこう
貴方の為に 泣こう
光の中 生まれ いつか
それを許せたら
この くだらない命なりに
咲くものも あるのだろう
月光 閃光 逆光
ほんの一度 苦しくなる程に笑った瞬間
月光 閃光 逆光
どんな言葉よりも 確かだった 優しい風景
月光 閃光 逆光
しゃんと枯れゆく 細枝にも 綺麗が在った
月光 閃光 逆光
照らせ 僕を
見つめ 合えるのなら
やがて 消えるまで
有り余る フィナーレ
僕は 誰に捧ぐ 花
おわりにゆこう はじめにゆこう
貴方の為に 泣こう
光の中 生まれ いつか
それを許せたら
この くだらない命なりに
咲くものも あるのだろう
ただ芽を 開くんだ