ベランダで無口な
マミラリアのサボテンが咲く
君の穏やかなお喋りは
心地良いけど
生まれ持ったあたしのソバッカス
妙に褒めるのは
今もちょっと理解し難いな
頬隠して
陽向のまばゆいスケッチブック
影で写した動物
煙草のケムリに巻かれてる
そんな横顔覗いた
幾度となくした口喧嘩
わけがなくても
君は穏やかに
わがままを撫でてくれるけど
上手く言えないあたしはごめんね
いつもありがとう
壊れそうなふたりの愛車
ペダルを漕いで
陽向の坂道 風を切る
手は離さないから
目に留まるもの ひとつひとつ
全部忘れたくなんてないなぁ
季節が巡っても
そのままの君でいて
線路沿いの小道 風を切る
手は離さないから
目に留まるもの ひとつひとつ
全部忘れたくなんてないなぁ
季節が巡っても
そのままの君でいて