まだ幼いころ私は
歌とピアノに憧れ
得意げに奏でたメロディ
楽しそうに聴いてくれた
思春期には困らせて
言えなかった ありがとう
今なら素直に言葉にできる
古いレコードを眺めて
物思いにふけってる父は
叶えられなかった夢を
私に託したのね
旅立ちの日 部屋の隅っこで
つま弾くギター聞こえたよ
思わず涙がほろりとこぼれた
東京の街で 奏で続ける歌を
今も楽しそうに
聴いてくれてるのかな?
あなたと同じ 少し不器用な私も
焦らず今を生きていくよ
そして歌おう 今日も