乾く風に切れた唇
痛み なぞってもいつも遠く視てたいよ
ずっと綺麗なまま居たい僕らは
壊すためだけに生き続ける
最初から何もなかった
犠牲にするのは
自分だけ信じれば
淋しさに近付いて
鮮やかに生まれて
消え急ぐ刻が見える
軌跡に触れるなら
真実はその鐘を鳴らす
水の底で錆びた鎖を
そっと手繰るよな誓いを永遠と呼んで
何故忘れてしまう? 繋いだものを
閉じ込めた悪い夢のように
すべては花でできている
悲しみも闇も
囲まれた空を抜け
想いは光の方へ
新たな種を抱き繰り返す刻が見える
色づいた世界に 今 何が甦る?
鮮やかに生まれて
消え急ぐ刻が見える
世界に触れたまま
真実はその鐘を鳴らせ